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JOLED、ファインテック ジャパン2018に出展 印刷方式有機ELディスプレイを国内初展示

有機ELディスプレイを開発・製造・販売する株式会社JOLED(ジェイオーレッド、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石橋 義)は、2018年12月5日(水)~7日(金)に幕張メッセで開催される、第28回 液晶・有機EL・センサ 技術展「ファインテック ジャパン2018」に参加し、セミナー講演と、株式会社ジャパンディスプレイと共同でブース展示を行います。

JOLEDが国内の展示会で製品と技術を一般公開するのは、これが初めてとなります。展示会場では、ディスプレイ業界に革新をもたらすJOLED独自の印刷方式有機ELディスプレイ製造技術をご紹介するとともに、さまざまな用途での活用が期待される中型・高精細の有機ELディスプレイを、リジッドパネル、フレキシブルパネルともに多数展示します。また、大型・55インチの4K有機ELディスプレイを参考展示し、中型のみならず大型の製造にも適した印刷製造技術をアピールします。

会期中のセミナーでは、JOLED代表取締役社長 石橋 義が基調講演を、JOLED技術開発本部 第2開発部部長 田中 正信が専門技術セミナー講演を行います。
ぜひ、展示ブースとセミナーにご来場いただき、JOLEDとJDIが提案する“ディスプレイが拓く新しい未来”をご体感ください。

ファインテック ジャパン2018 概要

展示会名称:第28回 液晶・有機EL・センサ技術展「ファインテック ジャパン2018」
会期:2018年12月5日(水)~7日(金)
会場:幕張メッセ  千葉市美浜区中瀬2-1

主催:リード エグジビション ジャパン(株)
入場方法:Webにて招待券申込み(無料) ※招待券がない場合、当日入場は有料
詳細:www.ftj.jp
出展ゾーン・小間番号:幕張メッセ ホール2 「有機ELゾーン」 小間番号11-2

JOLED講演セミナー

タイトル:JOLEDの印刷方式有機ELディスプレイ製造技術とさらなる挑戦
講演者:JOLED代表取締役社長 石橋 義

日時:2018年12月6日(木)13:30~15:00 [FTJ-K2]

タイトル:印刷有機ELディスプレイの現状と展望
講演者:JOLED技術開発本部 第2開発部部長 田中 正信

日時:12月7日(金)9:30~10:20 [FTJ-14]

JOLEDについて

株式会社JOLEDは、東京に本社を置き、石川、京都、厚木の技術開発センターを拠点に、有機ELディスプレイならびにその部品、材料、製造装置および関連製品の研究、開発、製造および販売を行う会社です。JOLEDは、有機ELディスプレイの量産開発加速および早期事業化を目的として、ソニー株式会社、パナソニック株式会社の有機ELディスプレイの開発部門を統合し、2015年1月に設立されました。
2016年にパイロットラインを立ち上げ、印刷方式による有機ELディスプレイ量産技術の確立と生産性の向上を実現。2017年12月に初の製品である21.6型4K有機ELディスプレイの出荷を開始しました。更なる事業拡大のため、2018年7月、石川県能美市に能美事業所を開設。印刷方式有機ELディスプレイの世界初となる量産ラインの構築を進めており、2020年の量産開始を目指しています。

印刷方式 有機ELディスプレイについて

有機ELディスプレイ(OLED)は、高コントラストでソースに忠実な色再現性や高速応答性など、自発光型ならではの高い画質特性を有しています。さらに、薄型・軽量で低消費電力を両立するなどの長所を併せ持つことから、幅広い分野で新たな用途を創出する次世代ディスプレイとして注目を集めています。
有機ELディスプレイの製造方法のひとつである「印刷方式」は、有機EL材料を印刷により塗布・形成する技術で、生産工程がシンプルであることから、多様な画面サイズへの展開が容易な技術として期待されています。

JOLEDは、現在業界で主流となっている蒸着方式では製造が難しいとされる、中型サイズの有機ELディスプレイを印刷方式で製造し、中型サイズの有機ELディスプレイ市場を創出してまいります。
また、世界初の印刷方式による有機ELディスプレイの製品化を実現した研究開発力と製造ノウハウをもって、大型テレビ向け有機ELディスプレイの印刷方式製造技術を提供する「技術ライセンス」を推進し、大型サイズの有機ELディスプレイ市場においても、JOLEDの印刷製造技術の浸透を図ってまいります。

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