JOLEDと豊田通商、「JOLEDデモルーム品川」を開設
有機ELディスプレイの活用提案・販売拡大をめざす

有機ELディスプレイ(OLED)を開発・製造・販売する株式会社JOLED(ジェイオーレッド、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石橋 義)と、豊田通商株式会社(本社:愛知県名古屋市、取締役社長:貸谷 伊知郎)は、このたび商談用の「JOLEDデモルーム品川」を、豊田通商東京本社内に共同で開設しました。デモルームでは、JOLEDの有機ELディスプレイパネルの製品ラインナップを一堂に集め、薄型・軽量で高コントラスト、広い視野角、高速応答などの有機ELディスプレイの特長を、実際に見て体験できます。
JOLEDは、効率的な生産を可能とする印刷方式にて、有機ELディスプレイの製造を行う、世界で唯一の会社です(2020年6月現在、JOLED調べ)。2019年末に量産ラインの稼働と顧客へのサンプル出荷を開始しました。これまでのパイロットラインから新しい量産ラインでの生産に移行することで、中型・高精細の有機ELディスプレイの製品ラインナップ拡充と市場投入を予定しており、お客様への提案を強化しています。
豊田通商は、グループ会社の幅広いネットワークを生かして、有機ELディスプレイの活用提案・販売拡大に取り組んでいます。両社は、「JOLEDデモルーム品川」を活用し、有機ELディスプレイに関心のある企業などへ向けて、導入を促進していきます。
JOLEDデモルーム品川 概要
展示品(製品・開発品):
- 32インチ、27インチ、22インチ有機ELモニター
- 22インチ有機EL円筒ディスプレイ
- 14インチ有機ELフレキシブルディスプレイ
- 12.3インチ有機EL車載ディスプレイ
- 22インチ有機EL各種ガラスサイネージ など
所在地: 豊田通商株式会社 東京本社内(東京都港区)
想定来客層:有機ELディスプレイに関心のある企業など
※ 本デモルームは商談用であり、一般公開はしておりません。商談をご希望の場合は、コンタクトフォームよりお問い合わせください。
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豊田通商について
豊田通商はトヨタグループ唯一の商社として、金属、グローバル生産部品、ロジスティクス、自動車、機械、エネルギー、プラントプロジェクト、化学品、エレクトロニクス、食料、生活産業の事業領域で豊かな社会づくりに貢献する「新たな価値」を生み出すビジネスに挑戦します。エレクトロニクス分野では、日本最大の電子デバイス商社グループとして、自動車や産業機器などに組み込まれるエレクトロニクス部品やソフトウェアを幅広く取り扱っています。
JOLEDについて
株式会社JOLEDは、有機ELディスプレイならびにその部品、材料、製造装置および関連製品の研究・開発、製造・販売を行う会社です。JOLEDは、印刷方式による4K有機ELディスプレイの生産を行う、世界で唯一の会社(2020年6月現在、JOLED調べ)であり、JOLED能美事業所に構築した世界初の量産ラインを、2019年11月より稼働開始しました。 JOLEDは、中型・高精細の有機ELディスプレイを、メディカルモニターやハイエンドモニター向け、車載向け等に生産していくとともに、曲げられるフレキシブルディスプレイ、折り曲げできるフォルダブルディスプレイの実用化に向けた研究開発も進めていきます。
印刷方式 有機ELディスプレイについて
有機ELディスプレイ(OLED)は、高コントラストでソースに忠実な色再現性や高速応答性など、自発光型ならではの高い画質特性を有しています。さらに、薄型・軽量、折り・曲げできるフレキシビリティ性などの長所を併せ持つことから、幅広い分野で新たな用途を創出する次世代ディスプレイとして注目を集めています。有機ELディスプレイの製造方法のひとつである「印刷方式」は、有機EL材料を印刷により塗布・形成する技術で、生産工程がシンプルで多様な画面サイズに対応可能であることから、有機ELディスプレイ製造に革新をもたらす技術として期待されています。JOLEDは印刷方式に特化して研究・開発を進め、2017年、他社に先駆けて実用化にこぎつけました。