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JOLED、プロesportsチーム「Burning Core」と パートナーシップ契約を締結

有機ELディスプレイを開発・製造・販売する株式会社JOLED(ジェイオーレッド、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石橋 義)は、プロesportsチーム「Burning Core(バーニングコア)」とパートナーシップ契約を締結しました。JOLEDは、Burning Coreとともに、esportsの世界観をより豊かに伝える映像表現を追求することで、esportsの発展に貢献することを目指します。

esportsは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使って対戦をするスポーツ競技です。esportsの市場規模は2018年に9億ドル、観戦ファン数は3.8億人に成長するといわれています 。
日本でもesportsへの注目が高まるなか、esports市場で最も有名といわれるオンラインゲーム「リーグオブレジェンド」のジャパンリーグが2016年に発足。Burning Coreは、リーグオブレジェンドジャパンリーグ(LJL) 2018 Summer Split1部リーグで戦う、今後の活躍が期待されるプロゲーミングチームです。

有機ELディスプレイは、高コントラストでソースに忠実な色再現性や高速応答性など、自発光型ならではの高い画質特性を有することから、JOLEDはかねてよりesportsを、有機ELディスプレイの特長が生きる有望な用途であると考えていました。JOLEDは、独自の「印刷方式」製造技術で、既存の「蒸着方式」では製造が難しいとされる中型サイズの有機ELディスプレイを製造し、ハイエンドモニター向けなどに出荷しています。このたびBurning Coreとのパートナーシップが実現したことで、選手によるテストモニターの試用、ゲームの魅力を引き立てる映像表現についての意見交換などを通じて、esportsに適した有機ELディスプレイの開発のために協働していきます。

契約締結にあたり、株式会社バーニングコア 代表取締役 山本氏は、「Burning Coreは、日本におけるリーグオブレジェンド及びesportsの発展を理念に掲げており、ゲームの魅力を一層引き立てるポテンシャルを持つ有機ELディスプレイの開発に携わることをとても楽しみにしています」と述べています。

JOLEDの竹澤 浩義 常務執行役員 CTOは、「有機ELディスプレイの開発を通して、Burning Coreさんとともにesports発展の一翼を担えることを大変光栄に思います。」と述べています。

JOLEDはこれからも、先進のデバイスにより「ワクワク」と「感動」にあふれる世界を実現するというミッションに向け、有機EL分野におけるリーディングカンパニーを目指して挑戦し続けてまいります。

Burning Coreについて

Burning Coreは日本におけるLeague of Legends及びesportsの発展を理念に掲げています。プロシーンの活性化のため、日本だけではなく、世界でも活躍できるチームとなるよう、選手たちがゲーミングハウスで暮らし、日々練習を重ねています。プレイスキルだけではなく、チームとしての協調性、日々の生活においてもすべての人に敬い、模範となるプレイヤーになるよう活動して参ります。
burning-core.com

JOLEDについて

株式会社JOLEDは、東京に本社を置き、石川、京都、厚木の技術開発センターを拠点に、有機ELディスプレイならびにその部品、材料、製造装置および関連製品の研究、開発、製造および販売を行う会社です。JOLEDは、有機ELディスプレイの量産開発加速および早期事業化を目的として、ソニー株式会社、パナソニック株式会社の有機ELディスプレイの開発部門を統合し、2015年1月に設立されました。
2016年に開発試作ライン(基板サイズ:G4.5)を立ち上げ、量産技術の確立と生産性の向上を実現。2017年12月に初の製品である21.6型4K有機ELディスプレイの出荷を開始しました。更なる事業拡大のため、2018年7月、石川県能美市に能美事業所を開設。印刷方式有機ELディスプレイの世界初となる量産ラインの構築を進めており、2020年の量産開始を目指しています。

印刷方式 有機ELディスプレイについて

有機ELディスプレイ(OLED)は、シンプルな構造、薄型・軽量という特徴を持ち、高い画質性能を実現可能な次世代ディスプレイとして注目を集めています。
有機ELディスプレイの製造方法のひとつである「印刷方式」は、有機EL材料を印刷により塗布・形成する技術で、生産工程がシンプルであることから、多様な画面サイズへの展開が容易な技術として期待されています。JOLEDは、現在主流となっている蒸着方式では製造が難しいとされる、中型サイズの有機ELディスプレイ市場において、JOLEDの印刷方式有機ELディスプレイの浸透を図ってまいります。

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